今日は敬老会でした。「長寿を祝う演芸会」をして、一日賑やかに過ごしました。今週の火曜には似顔絵と感謝カード作りをしていましたので、壁はここ数日かけて少しずつ賑やかになっていきました。
大衆食堂虹Lifeのお昼は、鯛の姿焼き風のお祝い膳です。おやつには紅白の上生菓子を用意しました。塩分の調整が必要な方には、焼き加減と味つけを分けてお出ししています。作り置きにせず、出す直前に仕上げるのはいつもと同じです。
ただ、こういう会でいつも職員が気にしているのは、前の席のことです。名前を呼ばれて前に出て、拍手を受ける——この形が得意な方ばかりではありません。「わたしゃ、まだそげん歳じゃなか」とおっしゃって、後ろの席から動かれない方がおられます。声をかけると笑っておられるのですが、席は立たれません。
——お祝いの席で、祝われるのが苦手。この気持ちは、実はデイサービスに通うかどうかの入口でも、いちばんよく出てくるものです。
「行きたくない」の中身は、たいてい年寄り扱いへの抵抗です
ご家族から「本人が嫌がって」とうかがうとき、内容を分けていくと、だいたい三つに落ち着きます。知らない人の中に入るのが気づまり。何をするか分からないのが不安。そして、「あんな年寄りの集まりに行く歳ではない」。
三つめがいちばん厄介です。これは説得で動く感情ではありません。むしろご家族が熱心に勧めるほど、「自分はそこまで落ちたと思われている」と受け取られてしまいます。お世話をされる側に分類されること自体への抵抗だからです。
「参加しない自由」を先に用意しておくこと
虹Lifeの集団レクリエーションの予定表には、毎日の内容の横に「全員参加の工夫」という欄があります。今日の敬老会なら「表彰・歌・お茶で全員主役」、昨日の手ぬぐい体操なら「引っ張り合うだけで楽」、水曜の昔のくらし回想すごろくなら「思い出を語り聴く時間」。見るだけ・聴くだけ・味わうだけでも参加であるということを、あらかじめ全部の日に書いてあります。
これは職員のためのメモではありません。断ってもいい、という逃げ道を先に用意しておくためのものです。やらされるのではなく、自分で選んだことにしておく。そうすると、後ろの席で聴いているうちに、三回目くらいから自分で前に来られる方がおられます。
建物を昭和レトロにしているのも、同じ考え方です。壁には昭和の看板が並んでいます。「介護の施設に来た」ではなく「昭和の話が通じる場所に来た」と思っていただけるかどうかが、最初の一歩の重さを決めると考えています。
それから、虹Lifeはお泊まりができるデイサービスです。日中の利用から一泊へ、場所も職員も変えずに移れます。同じ法人に訪問看護ステーションとケアプランセンターもあるので、体調が変わっても担当が入れ替わりません。「慣れるまでが大変」という負担が、乗り換えのたびに繰り返されないようにしています。
目指しているのは「また来週も行きたい」です
虹Lifeがデイサービスで取り戻したいと考えていることの中に、「『また来週も行きたい』と楽しみを持つことができる」という一項目があります。
週に何日通えたか、何分体操したかではありません。ご本人の言い方が変わるかどうかです。「行かされている」から「行ってやってもいい」へ、そして「明日は行く日か」へ。カレンダーに予定があると、その日のために体調を整えようとされます。行く場所があるから、朝起きて着替える理由ができる。順番は、たいていこちらです。
ご家族の側も変わります。毎朝の説得に十五分かけなくてよくなる。送り出したあとの数時間を、自分の受診や買い物に使える日ができる。
まずはご家族だけの見学で構いません
虹Lifeは個別機能訓練加算Ⅰロの届出を行っています(機能訓練指導員 専従二名)。入浴介助加算(Ⅰ)、口腔機能向上加算も届出済みで、口腔については要介護・要支援のいずれにも対応しています。要支援の方、基本チェックリストで総合事業の対象と判断された方の受け入れも行っています。
ご本人がまだ乗り気でない段階でしたら、ご家族だけで見に来ていただくのが早いです。行事の日ではない、ふつうの午後の様子をご覧になってから判断していただければと思います。

見学だけ、お電話だけで結構です
「本人が行くと言うか分からない」という段階が、いちばん多いご相談です。ご家族だけの見学、体験利用も承っています。
お電話 0984-27-3216(地域密着型お泊まりデイサービス虹Life)
公式LINE https://lin.ee/Y0Ds6nL(24時間いつでも。ご質問だけでもどうぞ)
すでに担当のケアマネジャーさんがおられる場合は、その方にご相談いただいても構いません。こちらから連携してお話を進めます。
