訪問の途中、道ばたの畦に彼岸花が並んでいました。毎年この花が出ると、ああもうお彼岸だな、と思います。小林市はどこへ行くにも車なので、季節は道の景色で分かります。
デイサービスの今日の予定は「お彼岸・おはぎ回想とお茶会」です。大衆食堂虹Lifeのおやつもおはぎにしています。昔どこで誰が作っていたか、あんこか、きなこか。その話だけで午後が終わることもあります。和食・洋食・中華の三つから選んでいただく昼食のあとに、この時間が入ります。
そして毎年、この時期の訪問で同じことを言われます。「連休に兄弟が集まるので、そのときに話します」。ご家族は本当にそのつもりでおっしゃっています。ところが次の訪問でうかがうと、返ってくる言葉も毎年ほとんど同じです。「結局、決まりませんでした」。
——一年でいちばん家族がそろう日に、いちばん決まらない。これは、話し合いが下手だからなのでしょうか。
決まらないのは、前提がそろっていないからです
集まったその場に、見ているものが違う人が並んでいます。毎日そばにいる人、月に一度来る人、年に二度しか会わない人。同じ親を見ていても、見ている時間がまったく違います。
そこへ「最近どう?」から話が始まると、まず状況の説明に時間がかかります。説明する役はたいてい同居の方で、しかもその方が一番疲れておられます。ひと通り説明し終えた頃には、もう夕方です。
そして、いちばん大事なことが決まっていません。誰が決めるのか、が決まっていないのです。全員が遠慮し合って、「お母さんがそれでいいなら」で終わる。悪気はどこにもないのに、結論だけが出ません。
第三者が入ると、説明の役から解放されます
虹Lifeには、ケアプランセンター(居宅介護支援)、訪問看護ステーション、お泊まりのできるデイサービスの三つがあります。三つとも同じ法人です。
ケアマネジャーが入ると、状況の説明をこちらが引き受けられます。同じ情報を、同じ言葉で、全員に同時にお渡しできるということです。同居のご家族が説明係にならずに済みますし、遠方の方も「聞いた話」ではなく一次情報で考えられます。
介護保険には、サービス担当者会議という場もあります。ご本人・ご家族と、関わる事業所が一度に集まって決める会議です。日を決めて、出す議題を決めて、その場で決める。ご家庭の茶の間で自然発生的に始まる話し合いとは、形がまるで違います。
三つが同じ法人であることも、ここで効きます。体調のことなら訪問看護が実際に見に行けますし、日中の過ごし方なら自前のデイサービスで確かめられます。「では一度、様子を見てきます」が、その場で言えます。
なお、現在の制度では、ケアプランの作成についてご利用者の自己負担はありません。全額が介護保険から給付される仕組みです。
次に集まるときの空気が変わります
間に人が入ると、家族の集まりはこう変わります。
「で、どうする?」で終わらなくなる。次に会うまでの宿題が一つに絞れる。同じ説明を電話で三回しなくて済む。誰かが「私が全部やるしかない」と思い込まずに済む。そして、久しぶりに会った日に、介護の話だけで終わらなくなります。
お彼岸のあとのご相談が、いちばん多い時期です
虹Lifeの代表は社会福祉士と主任介護支援専門員の資格を持っています。小林市内・近隣のご相談を承っています。
「まだ何も決まっていない」という段階で結構です。集まりの前にご相談いただいても、終わってからでも構いません。遠方にお住まいのご家族からのお電話も承ります。

集まる前でも、終わってからでも構いません
「話したけれど決まらなかった」というご相談が、この時期はいちばん多いです。ご本人抜き、ご家族だけのご相談も承ります。
お電話 090-1368-2456(株式会社フリーケアスタイル 虹Life)
公式LINE https://lin.ee/Y0Ds6nL(24時間いつでも。ご質問だけでもどうぞ)
すでに担当のケアマネジャーさんがおられる場合は、その方にご相談いただいても構いません。こちらから連携してお話を進めます。
