虹Lifeのフロアの壁に、日めくりのカレンダーが掛かっています。南国の鳥と葉が描かれた壁紙の上に、白い紙が一枚。今日めくった面には、こう書いてありました。
「今できる事は一つである 目の前の事を集中して行おう」
下には小さな字で、一つの仕事をしながら別のことを気にしていると集中力が欠けてしまう、という趣旨の説明が続いています。もともとは働く人に向けた言葉だと思います。ただ、毎朝これをめくっているうちに、職員のあいだで「この言葉がいちばん刺さるのは、ご家族のほうではないか」という話が出るようになりました。
介護をしておられるご家族は、たいてい同時に何個も抱えておられます。今日の食事、来月の受診、認定の更新、自分の仕事、自分の体。目の前のひとつに集中するどころか、目の前のことをしながら、頭の中では三つ先を心配しておられる。
——では、その「三つ先」は、誰が持っていればいいのでしょうか。

ご家族が一人で、四つの役をやっておられます
ご相談をうかがっていて思うのは、ご家族が抱えているのは「介護」という一つの仕事ではない、ということです。実際には少なくとも四つあります。
身の回りを実際にお世話する役。制度や事業所を調べる役。あちこちに連絡して段取りをつける役。そして最後に、どうするかを決める役です。会社なら別々の人がやることを、ご家族はひとりで兼ねておられます。
しかも決める役がいちばん重い。「デイに行かせるべきか」「まだ家で見られるのではないか」——これを、正解のない状態で、たった一人で背負っておられる。目の前のことに集中できないのは、意志が弱いからではなく、持ちすぎているからです。
虹Lifeは、その役を分けて持つためにあります
虹Lifeには、ケアプランセンター(居宅介護支援)、訪問看護ステーション、お泊まりのできるデイサービスの三つがあります。三つとも同じ法人です。
私たちはこれを「自分らしい暮らしを、設計し・守り・取り戻す」と呼んでいます。設計するのがケアマネジャー、医療の面で守るのが訪問看護、できることを取り戻す場がデイサービスです。ご家族が四役を兼ねる必要がなくなります。
そして三つが同じ法人であることの意味は、窓口が一つで済むことだけではありません。デイで職員が気づいた小さな変化を、その日のうちに看護師まで届けられる、ということです。事業所がばらばらだと、この情報は「次に会うとき」まで動きません。
ご家族に戻ってくるのは、時間ではなく「余白」です
役割が分かれると、ご家族の一日はどう変わるか。介護の時間そのものが劇的に減るわけではありません。変わるのは、心配を持ち歩かなくてよくなることのほうです。
今日の体調は看護師が見ている。来月の段取りはケアマネジャーが持っている。だから今は、目の前の食事の支度だけをしていればいい。虹Lifeがデイサービスで取り戻したいと考えていることの中に、「家族も『今日は安心して休める』日ができること」という一項目があります。ご本人のためのサービスであると同時に、ご家族のための時間でもあると考えています。

相談先を決めておくことも、立派な準備です
虹Lifeの代表は社会福祉士と主任介護支援専門員の資格を持っています。デイサービスでは個別機能訓練加算Ⅰロの届出を行い、機能訓練指導員を専従で二名配置しています。口腔機能向上加算についても、要介護・要支援いずれも届出済みです。
まだ何も決めていない、という段階でかまいません。「今できる事は一つ」でいいように、ほかの荷物をこちらで預かることができます。
「一番は、私が全部抱えなくてよくなったことです。前は何かあるたびに仕事を早退して駆けつけていました。今は看護師さんが週に来てくださるので、次の訪問まで待てることが増えました。夜、私が眠れるようになったのが正直いちばん大きいです。」
──80代のお母様を介護しておられる50代の娘さん
「まだ相談する段階じゃない気がして」からで大丈夫です
サービスを使うと決めていない段階のご相談が、いちばん多いです。ご本人抜きで、ご家族だけのご相談も承ります。
お電話 090-1368-2456(株式会社フリーケアスタイル 虹Life)
公式LINE https://lin.ee/Y0Ds6nL(24時間いつでも。ご質問だけでもどうぞ)
すでに担当のケアマネジャーさんがおられる場合は、その方にご相談いただいても構いません。こちらから連携してお話を進めます。
