小林市はどこへ行くにも車です。ケアプランセンターのケアマネジャーは、白い軽自動車で一日に何軒か回ります。夕立が上がった日の夕方、畑の向こうに虹が出て、次の訪問までのあいだ、車を停めたまましばらく眺めていたことがありました。
その車を訪問先の前に停めてから、すぐには玄関へ向かいません。降りて、二十秒か三十秒、外から家のほうを見ます。
見ているのは、道から玄関までの段差の数。手すりがあるか、あるとしてどちら側についているか。庭の草が前回より伸びていないか。洗濯物が干してあるか、干してあるとして何日分たまっているか。郵便受けにチラシが押し込まれたままになっていないか。——どれも、家に上がって「お変わりないですか」とうかがっても、まず出てこない情報です。
ご本人にたずねれば、たいてい「困っとらんよ」とおっしゃいます。実際、ご本人の中では困っておられないのだと思います。困りごとというのは、できていたことを一つずつ諦めていく過程では、なかなか自覚されないものだからです。

「困っていない」と「できている」は、別の話です
草が伸びているのは、草取りをやめたからです。洗濯物が二日分たまっているのは、干す動作がつらくなったからかもしれません。買い物に行かなくなったのは、荷物が重いからではなく、帰り道の坂が上がれなくなったからかもしれない。
ご本人はそれを「困りごと」として認識しておられません。やらなくて済む理由を、無意識に見つけておられるからです。「今日は暑いから」「もう年だから」。そうやって一つずつ手放していくうちに、家の中で動く距離だけが静かに短くなっていきます。
遠方にお住まいのご家族が帰省して「なんだか前より弱った気がする」と感じられるのは、この積み重ねが半年分まとめて見えるからです。
ケアプランセンター虹Lifeは、まず全体を見ます
ケアマネジャーの仕事は、サービスを手配することだと思われがちですが、その前段のほうが本体です。暮らしのどこが削れてきているのかを見つけて、どこから戻すかを設計する——これが最初にやることです。
虹Lifeには、居宅介護支援のほかに訪問看護ステーションと、お泊まりのできるデイサービスがあります。三つとも同じ法人です。そのため、「これは医療で見たほうがいい」「これは週に何日か外に出るほうが早い」という切り分けを、ひとつの窓口の中で相談できます。
もちろん、虹Lifeのサービスを使っていただく前提ではありません。地域のほかの事業所をご紹介することもごく普通にあります。大事なのは、どこを使うかより、何から戻すかを先に決めることです。
ご家族に返ってくるのは「見通し」です
ケアマネジャーが入って最初に変わるのは、サービスの数ではありません。次に何が起きそうか、そのとき誰に言えばいいかが分かることです。
認定の更新はいつか。今の状態が続いたら次はどこがつらくなるか。入院したら誰に連絡すればいいか。これが分かっているだけで、ご家族が一人で抱える量はかなり減ります。何から始めればいいか分からない、という状態から抜けられます。

相談だけで終わっても構いません
ケアプランセンター虹Lifeの代表は、社会福祉士と主任介護支援専門員の資格を持っています。介護保険の申請前、要介護認定を受けるかどうかの段階からご相談を承っています。
「まだサービスを使うつもりはないが、いずれのために聞いておきたい」というご相談も歓迎です。うかがったうえで、今は必要ないと思えば、そのとおりお伝えします。
「何から手をつけていいのか、まったく分からなかったことです。介護保険という言葉は知っていても、どこに電話するのか、いくらかかるのか、全部わからない。誰に聞けばいいのかが分からない、というのが一番困っていたことでした。」
──80代のお母様を介護しておられる50代の娘さん
介護の入口が分からない、という段階でどうぞ
何から手をつければいいか分からない、というご相談がいちばん多いです。ご本人抜きで、ご家族だけのご相談も承ります。
お電話 090-1368-2456(株式会社フリーケアスタイル 虹Life)
公式LINE https://lin.ee/Y0Ds6nL(24時間いつでも。ご質問だけでもどうぞ)
すでに担当のケアマネジャーさんがおられる場合は、その方にご相談いただいても構いません。こちらから連携してお話を進めます。
