九月も終わりに近づくと、朝の送迎で気づくことが増えてきます。半袖のままで出てこられる方。逆に、まだ暑い昼間に厚手の上着を着込んでおられる方。小林市は朝と昼の気温差が大きいので、この時期は一日のうちで二回、服装の判断が要ります。
フロアでは膝掛けを出し始めました。連絡帳に「上着を一枚、持たせてください」と書く日が増えるのもこの頃です。朝の申し送りにも、今日は肌寒いので上着の確認を、という一行が出てきます。道ばたの柿も色づいてきました。
ここで引っかかるのは、上着の中身のほうです。持ってこられた上着が、去年より明らかに大きい。あるいは、ずっと同じ一枚しか出てこない。タンスの中が夏のままになっていて、手前にあるものを着ておられるのだろう、と察しがつきます。来月のフロアの予定にも「衣替え・秋の装い回想トーク」を入れています。
——衣替えは、誰の仕事になっているでしょうか。
衣替えは、力と判断の両方が要ります
改めて考えると、衣替えはなかなか大変な作業です。押し入れの上の段から重い衣装ケースを下ろす。並べ替える。夏物を洗ってしまう。足りないものを買い足す。そして、どれを残してどれを処分するかを決める。
高いところに手を伸ばす動作と、順番を組み立てる判断が、同時に要る作業です。どちらか一方でも難しくなってくると、途中で止まります。止まった結果として、タンスの手前だけで暮らすことになります。
もうひとつ、体の変化も出ます。痩せて袖が余る。むくんで入らない。ボタンやファスナーが留めにくくなる。ご本人はそれを「服のせい」と受け取られることが多く、わざわざ口にされません。
ご家族が気づくのは、たいてい寒くなってからです。「上着がない」と言われて、慌ててタンスを開ける。そこで初めて、中が去年のままだと分かります。
毎日見ている場所があると、先に気づけます
虹Lifeには、ケアプランセンター、訪問看護ステーション、お泊まりのできるデイサービスの三つがあります。三つとも同じ法人です。
デイサービスに通っておられると、職員が毎回その日の服装を見ています。袖が余ってきた。同じ上着が続いている。ボタンを留めるのに時間がかかるようになった。週に何度か、必ず誰かが見ている状態になるということです。気づいたことは連絡帳に書き、必要なら担当のケアマネジャーまで届きます。
体のことなら、同じ法人の訪問看護ステーションが動けます。袖の余り方が急なら体重の変化を確かめますし、指先が動きにくいようなら、そこも見ます。ボタンをマジックテープに替える、かぶりの服にする、といった工夫も、服の話ではなく暮らしの話として相談できます。
来月のレクリエーションでは「衣替え・秋の装い回想トーク」と、紅葉の貼り絵や押し葉のしおり作りを予定しています。昔どんな服を着ていたか、流行はどうだったか。季節の話は、いちばん自然に始められる会話です。
変わるのは、朝の心配ごとです
誰かが見ている状態になると、ご家族の日常はこう変わります。
「今日、寒くなかった?」と毎朝聞かなくてよくなる。仕事帰りにタンスを開けて慌てなくて済む。買い足すものが分かるので、まとめて一度で済む。そして、季節の変わり目に体調を崩す前に気づけることがあります。
「服が合っていない気がする」でも構いません
虹Lifeは個別機能訓練加算Ⅰロの届出を行っています(機能訓練指導員 専従二名)。入浴介助加算(Ⅰ)、口腔機能向上加算も届出済みです。要支援の方、基本チェックリストで総合事業の対象と判断された方の受け入れも行っています。
タンスの中を一緒に見るところから、というご相談でも構いません。まずはご家族だけの見学、お電話からどうぞ。

見学だけ、お電話だけで結構です
「気づいたら去年の服のままだった」というお話は、この時期よくうかがいます。ご家族だけのご相談も承ります。
お電話 0984-27-3216(地域密着型お泊まりデイサービス虹Life)
公式LINE https://lin.ee/Y0Ds6nL(24時間いつでも。ご質問だけでもどうぞ)
すでに担当のケアマネジャーさんがおられる場合は、その方にご相談いただいても構いません。こちらから連携してお話を進めます。
