入院はあした。でも今夜、家で看られる人がいない

夕暮れのデイサービス虹Life外観

その日の午後3時ごろ、事務所の電話が鳴りました。ふだん虹Lifeに通っておられる方の体調が急に変わり、受診の結果、入院は翌日の朝からと決まった——担当のケアマネジャーさんからのご連絡でした。フロアでは昼食の食器がちょうど下げられたところで、テーブルには新聞の折り込みチラシが広げたままになっていて、いつもの午後の音がしていました。受話器の向こうの声だけが、少し早口でした。

困っておられたのは、治療のことではありません。「今夜、どこで過ごしていただくか」の一点でした。ご自宅には、その晩ひと晩を看られるご家族がおられなかったのです。入院までは、たった一日。その一日のために、夕方から泊まれる場所を探し、書類をそろえ、空きを確かめる。それを、日が暮れるまでにやり切らなければなりません。

私たちは、その日のうちに泊まりでお受けしました。特別なことをしたわけではありません。その方は、ふだんから虹Lifeに通っておられました。だから、はじめての場所ではなかった。もし同じことが、どこにも通っていない状態で起きていたら、その夜はどうなっていたでしょうか。

夕方の自宅の玄関で電話をしている家族
夕方、その日のうちに泊まれる場所を探すことになります
目次

在宅でいちばん手配しにくいのは、「一日だけ」です

介護のサービスは、続けて使うことを前提に組み立てられています。曜日を決めて通う、週に何回か訪問を受ける。ところが在宅の暮らしでいちばん困るのは、そういう「これから続く一日」ではなく、今日と明日のあいだにぽつんと空いた一日のほうです。

入院までのひと晩。退院した日の夜。ご家族が急に家を空けなければならなくなった日。介護をしているご家族自身が体調を崩された日。どれも、前もって計画できるものではありません。

短期入所(ショートステイ)は、空床の確認やケアプランの調整が必要になることが多く、その日のうちに手配できるとは限りません。制度が悪いのではなく、そもそも数日先を見て組む仕組みだからです。

そして、これまでショートステイを使ったことがない方の場合は、なおさら急には決まりません。これは空きがあるかどうかだけの問題ではありません。ご本人にとっては、体調を崩したその日に、はじめての建物で、はじめて会う職員に囲まれてひと晩を過ごすことになります。受け入れる事業所の側も、その方の持病も、飲んでいる薬も、歩き方も、夜どんなふうに休まれる方なのかも、何も分からないままお預かりすることになります。どちらにとっても、負担の大きい一晩です。

だから、当日の夕方に「今夜だけ」を探すという場面が、在宅ではどうしても残ります。

虹Lifeは、通い慣れた場所がそのまま泊まれるデイサービスです

虹Lifeは「地域密着型お泊まりデイサービス」です。日中に通っていただいている同じ建物で、同じ職員が、そのまま夜もお預かりします。場所も、顔ぶれも、変わりません。

お泊まりは介護保険の給付の対象外(自費)です。そのぶんご負担は保険給付のショートステイより大きくなりますが、正直に申し上げると、だからこそケアプランの変更を待たずに、その日のうちにご相談いただけるという面もあります。

宿泊定員 9名(夜勤職員1名以上を配置)
時間 16:30 〜 翌朝8:00
料金 お電話でご確認ください(空き状況とあわせてお答えします)
含まれるもの 送迎・夕食・翌日の朝食・寝具・洗濯 すべて込み(追加費用はありません)
受付 当日17時まで

※ 宿泊定員がありますので、空き状況によりお受けできない日もあります。まずはお電話でご確認ください。

今回、その日のうちにお受けできたのは、空きがあったからだけではありません。ご本人にとって虹Lifeがはじめての場所ではなかったこと、そして私たちの側も、その方のふだんのご様子・食事の形(きざみや制限の有無)・お薬・歩行の状態をすでに知っていたことのほうが大きいと思っています。急な泊まりでいちばん効くのは、設備よりも「すでに知っている」ということでした。

もうひとつ、虹Lifeは訪問看護ステーション・ケアプランセンターを同じ法人で運営しています。デイで気づいた体調の変化を、会社をまたいだ連絡調整なしにその日のうちに看護師へ渡せます。今回のように「入院の前後」という、いちばん情報が途切れやすいところを、同じチームのまま追いかけられるということです。

ご家族が取り戻せるのは、「今夜どうするか」を一人で決めなくていい時間です

ご家族にとっていちばんこたえるのは、介護の作業そのものよりも、限られた時間のなかで自分ひとりで決めなければならないことだと思います。仕事を抜けられるか。今夜そばにいられるか。誰に頼めるか。それを、夕方の数時間で決める。

通う場所がすでにあると、この決断が一本減ります。「あそこに聞いてみよう」から始められるからです。虹Lifeがデイサービスでお手伝いしたいことのひとつが、ご家族に「今日は安心して休める」という日をつくることです。がんばり続けられる介護より、休みをはさめる介護のほうが、結果として長く続きます。

体制と、いただいたお言葉について

虹Lifeの代表は社会福祉士・主任介護支援専門員です。デイサービスでは個別機能訓練加算(Ⅰ)ロの届出を行い、専従の機能訓練指導員2名体制で訓練を組み立てています。入浴介助加算(Ⅰ)・口腔機能向上加算の届出も行っており、看護職員が健康チェックと服薬確認にあたっています。

今回のことでは、担当のケアマネジャーさんから「すごく助かりました」というお言葉をいただきました。空き状況によってはお受けできない日もありますので、いつでも必ずお引き受けできるとお約束することはできません。それでも、その日のうちに相談できる先がひとつあるかどうかで、在宅の一日は変わるのだと、あらためて思いました。

夜の居室で職員が寝具を整えている様子
夜の居室で寝具を整えているところです

急な日に泊まれるのは、ふだん通っているからです

「まだ利用するかは決めていない」という段階で構いません。見学だけ、お電話だけでも大丈夫です。ご本人が来られなくても、ご家族だけで見に来ていただけます。

お電話 0984-27-3216(地域密着型お泊まりデイサービス虹Life)

公式LINE https://lin.ee/Y0Ds6nL(24時間いつでも。ご質問だけでもどうぞ)

すでに担当のケアマネジャーさんがおられる場合は、その方にご相談いただいても構いません。こちらから連携してお話を進めます。

介護のこと、ひとりで抱えていませんか

読んでいて気になることがあれば、どうぞご相談ください。小林市を中心に、ケアプラン・訪問看護・お泊まりデイサービスでご家族の暮らしを支えています。「まだ何も決めていない」段階からのご相談で構いません。

ご本人・ご家族・ケアマネジャー様、どなたからでも承ります。

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