ご自宅にうかがったとき、私たちは玄関で靴を脱ぐまでの十数秒に、けっこうな情報を受け取っています。意地悪をしているわけではありません。ご本人に聞いても出てこないことが、玄関には出るからです。
こんにちは、ケアプランセンター虹Life(宮崎県小林市)です。ケアマネとして働いていると自然と身についてしまう、玄関の見方をお話しします。

① 靴の向き
長年きちんと揃えてこられた方の靴が、あるときから乱れ始めることがあります。これは性格が変わったのではなく、しゃがむ・振り返るという動作が辛くなったサインであることが多いのです。腰や膝、めまいの話につながっていきます。
② 下駄箱の上の郵便物
未開封の封筒やチラシが積み上がっている。これは「取りに行けない」のではなく、開けても内容が分からない、決められないことが増えているサインの場合があります。公共料金や保険の書類が混じっていれば、なおさら早めに気づきたいところです。
③ 履いている靴の種類
紐靴からサンダルに変わっている。かかとを踏んで履いている。これも、かがむ動作の負担が増えた結果であることが多いです。ただ、転びやすさは上がります。玄関に一足、かかとのある履きやすい靴を置いておくだけで変わることがあります。
見ているのは「変化」であって、粗探しではありません
散らかっているから駄目、という話ではまったくありません。見ているのは以前と比べてどう変わったかだけです。ですから、片づけてお迎えいただかなくて大丈夫です。むしろ、ふだんのままのほうが、必要な支援が見つかります。
「まだ大丈夫」の段階でこそ、相談を
ケアマネへの相談は、介護保険を使うと決めてからでなくてかまいません。ケアプランセンターへのご相談は無料です。「最近、玄関が前と違う気がする」——その程度の話から、どうぞ。

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